『人を斬らぬ刀』ー今の世に刀は必要ですか?ー(2017)
大阪市天王寺のOVAL THEATERにて初演を迎える。
なぜ今、この脚本を制作したのか。当事者は何を伝えたかったのか。
終演後に観客に向けたアフタートークを開催し、エンタメではない啓蒙劇としての側面を見せた。
本編では、時任と和太鼓の生セッションにより緊迫感のある空間を創り出され、
この演劇の意義を体現した演出となった。
『人を斬らぬ刀』 「今の世に刀って必要ですか?」(2019)
日本殺陣道協会様とのコラボレーション企画となった、初のロングラン公演。
月に一回、一年間にわたるロングラン公演を慣行。
劇場の距離感とは違い、観客の目の前の距離で繰り広げられる怒涛の展開は、
迫力と説得力が重なる重厚な演出に仕上がった。
『人を斬らぬ刀2021』
前作に続き日本殺陣道協会様とのコラボレーションを果たす。
世界は新型コロナウイルスにより日常の生活が大きく変わったが、
演劇界や剣術界も多大な影響があった。
今作はコロナ禍における文化のリアルな声を反映した内容にアップデートされた。
また、本編上演前には剣術のワークショップを観客向けに行い、
より劇中の世界観を体感していただく活動を採り入れた。